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卵巣腫瘍の主な症状は、腹部膨満感、下腹部痛、性器出血、便秘、頻尿などさまざまです。
最も多い初期症状は、下腹部、それもどちらか片側の腹痛で、腫瘍が大きくなるとウエストの
サイズが大きくなってスカートやパンツがきつくなるということもよくあります。
卵巣腫瘍は、そのサイズが相当大きくならないと腹部膨満感などの症状が出ませんから、
発見が遅くなる傾向があります。
また卵巣はお腹の中の臓器であり、特徴的な自覚症状もないことから、早期発見が遅くなりがちです。
診断に最も有用なのは経膣超音波検査で、膣の中に細い管を挿入して卵巣を観察します。
さらに、CTやMRIといった画像検査も有効です。
腫瘍が良性か悪性かを判断する目安としては腫瘍マーカーが用いられます。
しかし、正確に良性か悪性かを判断するには、手術によって摘出して、顕微鏡で腫瘍細胞を調べる病理検査による必要があります。
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卵巣腫瘍がほかの婦人科の腫瘍と違うのは、
前にも述べたように特徴的な自覚症状や初発症状が極めて乏しいことです。
子宮筋腫であれば過多月経があり、子宮頸ガンであれば不正性器出血がありますが、
この病気ではこうした症状が見られないのです。
卵巣腫瘍に限らずどんな病気でも早期発見が大切なのですが、
この病気はなかなか症状が出ず、大量の腹水がたまって初めて気づくことが多いのです。
したがって、少しでも下腹部痛、不正出血、
おりものの増加、腹部膨満感など「いつもと違うな?」と思ったら、
卵巣腫瘍を念頭に置いて婦人科へ行ってください。
特に、下腹部に膨満感があって、ウエストのサイズが大きくなったりしたら要注意です。
とかく女性はそんな場合、「ただ太っただけ」とすませたり、
無理なダイエットをして症状を悪化させることがありますから、ためらわずに婦人科を受診しましょう。
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